Airレジ と RestaurantOS、どちらがあなたの店に合うか。
Airレジは Recruit が提供する、飲食業界での POS シェアが大きい無料プラン付きの定番ツールです。RestaurantOS は POS を含む必要な機能を一つの OS で動かす統合プラットフォーム。同じ「POS」というカテゴリにあっても、設計思想と適合する店舗が異なります。本ページでは公式情報を元に、両者の違いと選び方を整理します。
30秒で分かる結論
両者の共通点
違いを語る前に、まず両者が「同じこと」を整理しておきます。POS としての基本機能は両者とも備えています。
- クラウドベースで、複数端末からアクセス可能
- 売上記録と日次レポートの生成
- クレジットカード / 電子マネー / QR コード決済への対応
- iPad / iPhone / Android タブレットで動作
- 顧客サポート (メール / 電話、プランによる)
主な機能の対応状況
それぞれの公式情報に基づき、主要な機能の対応有無を整理しました。「△」は条件付き対応 (オプションや別プラグインで提供される場合) を示します。
| 機能 | Airレジ | RestaurantOS |
|---|---|---|
| POS / 注文管理両者の基本機能 | ✓ | ✓ |
| 売上分析・日次レポート | ✓ | ✓ |
| 電子マネー / QR 決済 | ✓ | ✓ |
| 予約管理 (内蔵)Airレジ は別ツール (Airリザーブ等) を併用 | △ | ✓ |
| シフト管理 (内蔵)Airレジ は別ツール (Airシフト) を併用 | △ | ✓ |
| ぐるなび・食べログ予約の自動取り込み | — | ✓ |
| AI チャット / 業務指示 | — | ✓ |
| SNS 投稿自動生成 | — | ✓ |
| 必要な機能を追加 | — | ✓ |
| ホットペッパー連携Airレジ の固有強み | ✓ | — |
| Airペイ 連携 (決済端末)Airレジ の固有強み | ✓ | — |
| 無料プランAirレジ は POS の核が永続無料 | ✓ | △ |
コスト構成の違い
両者は「料金プラン」の考え方が大きく違います。Airレジ は基本機能が無料、追加機能を別アプリで購入する形。RestaurantOS は月額にすべてのプラグイン利用権が含まれます。
Airレジ
- POS 基本機能 (月額)¥0
- Airシフト (シフト管理)¥0〜
- Airリザーブ (予約)¥0〜
- Airペイ (決済端末)別途決済手数料
- AI / SNS / 分析機能対象外
RestaurantOS
- Free プラン¥0 (診断のみ)
- Starter (月額)¥5,000 / 月
- スタンダード (月額)¥15,000 / 月
- プラグイン利用全プラン込み
※ 詳細・最新の価格は両者の公式サイトをご確認ください。
今の道具との併用
Airレジ はそのまま使いながら、RestaurantOS を併用するときの目安です。いきなり入れ替える必要はありません。
並行運用
両者を同時に稼働させ、徐々に切り替える「ソフトランディング」が可能です。
今の道具と併用
Airレジ の売上 CSV を RestaurantOS にインポートできます。商品マスタ・顧客データも対応。
切替期間
店舗規模 / プラグイン選定数によりますが、平均的な飲食店で 2〜4 週間程度が目安です。
どちらが向くか — シナリオ別
実際の店舗事情に近いところで判断材料を並べます。「優劣」ではなく、「あなたのお店にとっての適合」を考えるための材料です。
次のような店舗には Airレジ がおすすめです
- POS の基本機能だけで十分、追加のシステムは当面不要
- 完全無料で始めたい、初期投資をかけたくない
- 既に Recruit のサービス (ホットペッパー、Airペイ等) を使っており、エコシステム内で完結したい
- シンプルな UI でスタッフ教育コストを抑えたい
次のような店舗には RestaurantOS がおすすめです
- 予約・SNS・シフト・経理・在庫など複数の業務を一つに統合したい
- ぐるなび・食べログ等の予約サイトを 3 つ以上使っており、自動取り込みで効率化したい
- AI で業務を自動化し、オーナー / 店長の事務時間を半減させたい
- 新メニュー開発・スタッフ教育に AI を活用したい
- 今後プラグインを追加・差し替えしながら、柔軟に拡張していきたい