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インタラクティブ

回転率計算機|客数と客席数から席の埋まり具合を見る

このツールで分かること

回転率は、1つの席が1日に何回埋まったかを示す数字です。同じ席数でも、回転が上がれば売上は伸びます。この計算機に「客数」と「客席数」を入れると、回転率が出て、業態の目安と比べて高いか低いかが分かります。客単価と席数も入れれば、想定される売上も試算できます。まず、ある1日の客数を入れてみてください。

回転率の計算式

回転率の基本は、とても単純です。

回転率(回)= 客数 ÷ 客席数

さらに、売上を逆算すると、目標に必要な回転が見えてきます。

想定売上 = 客単価 × 客席数 × 回転率

計算例を挙げます。客席数が25席のラーメン店に、ランチタイムの間に50人の来店があった場合、回転率は50 ÷ 25 で 2回転です。客単価が1,000円なら、ランチの想定売上は 1,000 × 25 × 2 で 5万円と出ます。

業界ベンチマーク・目安値

回転率の目安は業態で大きく違います。ラーメン、立ち食いそば、牛丼は5回転〜10回転以上(特にランチ)、定食屋やファミリーレストランは2回転〜4回転、カフェや居酒屋、バー、高級レストランは1回転〜2回転程度が目安です(出典:WannaEat、ユビレジ)。回転の高いラーメンは、多少原価率が高くても回転で採算を取り、回転の低いカフェや居酒屋は客単価で利益を作る構造です。つまり、回転率は客単価とセットで見るのが正しい見方です。

使い方ガイド(ステップ別)

ステップ1:まず「客数」を入力してください。1日全体でも、ランチ・ディナーの時間帯別でも構いません。

ステップ2:次に「客席数」を入力します。実際に使える席数で、カウンターも含めます。

ステップ3:売上も試算したい場合は「客単価」を入力します。想定売上が同時に表示されます。

ステップ4:「計算する」を押すと、回転率と、業態目安との比較が表示されます。

結果の読み解き方

まず、自店の業態を選んで目安と比べてください。回転が目安より低いなら、席が空いている時間帯があるか、滞在時間が長い可能性があります。ただし、回転を上げれば良いとは限りません。カフェのように長い滞在を価値にしている業態では、無理な回転促進は体験を損ねます。回転率は、客単価との掛け算で売上になる、という視点で見てください。

改善アクション

回転を上げるには、まずピーク時のオペレーションを見直します。注文から提供、会計までの時間を短くするだけで、1日の回転は上がります。券売機やモバイルオーダー、セルフレジの導入は、注文と会計の滞りを解消します。ただし、滞在を価値にする業態なら、回転ではなく客単価を上げる方向で考えてください。

計算機仕様書

ここからは、このツールを実装するための設計書です。

1. 変数定義表

2. 計算式

turnover(回転率・回)= guests ÷ seats

estimatedSales(想定売上)= spend × seats × turnover

3. 出力定義

表示するのは、turnover(小数第2位)と、客単価が入力された場合の estimatedSales です。選択した businessType の参考レンジと比較し、「目安より高い/目安内/目安より低い」を表示します。参考レンジは、ラーメンを「ランチ5回転以上」、定食・ファミレスを「2〜4回転」、カフェ・居酒屋を「1〜2回転」とします。

4. UIガイド

入力フォームは、上から「客数」「客席数」「客単価(任意)」「業態(選択)」の順に並べます。客数欄には「1日でも時間帯別でも可」、席数欄には「カウンターも含む」と補助説明を添えます。ボタンは「回転率を計算する」とし、結果は回転率を大きく見せ、その下に業態目安との比較と想定売上を配置します。

5. エラーハンドリング

客席数が空欄または0の場合は計算せず、「客席数を入力してください」と表示します(ゼロ除算の防止)。客単価が空欄のときは想定売上を表示せず、回転率のみ出します。回転率が業態目安を大きく超える場合は、入力ミスの可能性もあるため「入力値をご確認ください」と軽く促します。負の値は受け付けません。


💡 この計算を業務に組み込みたい方へ

Restaurant OS の座席・予約管理プラグインは、本記事の計算を時間帯別に自動化します。詳細は Restaurant OS 入門ガイドをご覧ください。


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参考・引用元

※目安値は業態・立地で変動します。経営判断の際は自店の実数でご確認ください。