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インタラクティブ

メニューABC分析ツール|売れ筋と死に筋を見分けてメニューを磨く

このツールで分かること

ABC分析は、メニューを「売れ筋(A)」「どちらでもない(B)」「死に筋(C)」の3つに分ける手法です。どの料理を残し、どの料理を見直すかを、感覚ではなく数字で判断できます。このツールにメニュー別の売上を入れると、累計構成比を自動で計算し、A・B・Cに分類して表示します。まず、直近1か月のメニュー別売上を用意してください。

ABC分析のやり方と計算式

ABC分析の手順は、次の通りです。まず、メニューを売上の高い順に並べます。次に、上から順に売上を積み上げた累計を出します。そして、各メニューの累計が総売上の何%に当たるかを計算します。

構成比(%)= 各メニューの売上 ÷ 総売上 × 100

累計構成比(%)= 上位からの構成比を順に足していった値

ランクの区切りは、累計構成比0〜70%をAランク(売れ筋)、70超〜90%をBランク、90超〜100%をCランク(死に筋)とするのが代表的です(出典:Airレジマガジン、マネーフォワードクラウド)。区切りは75%・95%を使う流派もありますが、まずは70%・90%から始めて問題ありません。

業界ベンチマーク・目安値

一般に、売上の約8割は上位2割のメニューが生んでいると言われます(パレートの法則)。Aランクに集中しているかどうかが、メニューの健全度の一つの見方です。Cランクに入ったメニューは、原則として見直しまたはメニューからの除外を検討する対象とされます(出典:東芝テック)。ただし、売上だけでなく粗利でもABCを見ると、「売れるが利益の薄い品」「売れないが利益の厚い品」が見えてきます。

使い方ガイド(ステップ別)

ステップ1:まず「メニュー名」と「その売上」を一行ずつ入力してください。最低10品ほどあると傾向が見えます。

ステップ2:入力が終わったら「分析する」を押します。自動で売上の高い順に並び替わります。

ステップ3:各メニューに、構成比・累計構成比・ABCランクが表示されます。

ステップ4:Cランクのメニューを確認し、見直し候補として検討してください。

結果の読み解き方

Aランクは、店の看板です。欠品させず、品質を落とさないことが最優先です。Bランクは、見せ方や提案を工夫すればAに上がる余地があります。Cランクは、死に筋ですが、機械的に落とすのは危険です。仕入れが他のメニューと共通している品や、看板として必要な品は残す判断もあります。

改善アクション

Cランクのメニューは、まず仕入れ食材が他と共用できるかを確認してください。共用できない品は、廃棄ロスの原因になりやすいため、除外の優先度が高くなります。Aランクは、メニュー表の一番見やすい位置に置き、写真や説明を充実させます。Bランクは、Aランクの近くに配置したり、セットの一部に組み込んだりして、露出を増やします。

計算機仕様書

ここからは、このツールを実装するための設計書です。

1. 変数定義表

2. 計算式

totalSales(総売上)= 全 items[].sales の合計

構成比i(%)= items[i].sales ÷ totalSales × 100

累計構成比i= 構成比1 + 構成比2 + … + 構成比i(降順に並べた後)

3. 出力定義

メニューを売上降順に並べ、各行に「メニュー名・売上・構成比・累計構成比・ランク」を表示します。累計構成比が aThreshold 以下をA、aThreshold 超 bThreshold 以下をB、bThreshold 超をCとします。A・B・Cごとの品数と売上構成比も集計して表示します。

4. UIガイド

入力部は、「メニュー名」と「売上」の2列の行を、「行を追加」ボタンで何行でも増やせる形にします。閾値(aThreshold・bThreshold)は初期値を入れた上で、上級者向けに調整可能にします。ボタンは「ABC分析する」とし、結果は並び替えた表と、A・B・Cの割合を示す帯グラフで見せます。Cランクの行は薄い赤で強調します。

5. エラーハンドリング

メニューが1行もない場合は「メニューを入力してください」と表示します。総売上が0のときは計算せず、「売上を入力してください」と促します(ゼロ除算の防止)。bThreshold が aThreshold 以下に設定された場合は「Bの上限はAより大きくしてください」と表示します。負の売上は受け付けません。


💡 この計算を業務に組み込みたい方へ

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参考・引用元

※ランクの閾値は業態や方針で調整できます。死に筋の除外は仕入れの共用性も考慮してご判断ください。