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インタラクティブ

シフト人時生産性チェッカー|売上を総労働時間で割って人の効率を見る

このツールで分かること

人時生産性は、スタッフ1人が1時間でどれだけ稼いだかを示す数字です。人手不足が続くいま、人を増やすより、いまの人員でどれだけ効率よく稼げているかを測ることが大切です。このチェッカーに「月の売上高」と「月の総労働時間」を入れると、人時売上高と人時生産性が出ます。シフトに人を厚くしすぎていないか、逆に薄すぎてサービスが落ちていないか、数字で確かめてみてください。

計算式と2つの指標の違い

似た言葉に「人時売上高」と「人時生産性」があります。違いを押さえると判断を誤りません。

人時売上高 = 売上高 ÷ 総労働時間

人時生産性 = 粗利高 ÷ 総労働時間

人時売上高は、売上をそのまま労働時間で割った値です。人時生産性は、売上から食材費を引いた粗利を労働時間で割った値で、実際に人件費の原資になる稼ぎを表します(出典:飲食店ドットコム、花王プロフェッショナル)。計算例を挙げます。月商400万円、総労働時間800時間なら、人時売上高は次のとおりです。

400万円 ÷ 800時間 = 5,000円

業界ベンチマーク・目安値

人時売上高は、5,000円程度になるとかなり生産性の高い飲食店といえます(出典:飲食店ドットコム、タベログ オーナーズブログ)。一方、8,000円を超えると、スタッフが少なすぎてサービスの質が落ち、客離れを招く懸念があります。逆に3,000円程度しかない場合、粗利率70%でも人時生産性は2,100円となり、給与や付帯費用を考えると赤字に近づきます。つまり、低すぎても高すぎても問題で、5,000円前後を一つの目安に置くのが現実的です。

使い方ガイド(ステップ別)

ステップ1:まず「月の売上高」を入力してください。直近1か月の総売上です。

ステップ2:次に「月の総労働時間」を入力します。社員もアルバイトも含め、全員の労働時間を合計した数字です。

ステップ3:粗利でも見たい場合は「食材費」を入力します。入れると人時生産性も同時に表示されます。

ステップ4:「計算する」を押すと、人時売上高と人時生産性、判定が表示されます。

結果の読み解き方

人時売上高が5,000円前後なら、人員配置は適正圏です。3,000円台なら人が余っているか、売上が不足しています。8,000円を超えるなら、現場が薄すぎてサービスが崩れていないか確認してください。数字が低いときは「人を減らす」と短絡しがちですが、暇な時間帯だけ薄くする、ピークに厚くする、という時間帯の組み替えが先です。

改善アクション

まず、曜日別・時間帯別に売上と労働時間を並べてみてください。人時売上高が低い時間帯がはっきりします。次に、その時間帯のシフトを薄くするか、開店時間を見直します。仕込みや清掃をアイドルタイムに寄せると、ピークの人手が空きます。券売機やモバイルオーダーで会計の人手を減らすのも、総労働時間の短縮に効きます。

計算機仕様書

ここからは、このツールを実装するための設計書です。

1. 変数定義表

2. 計算式

salesPerHour(人時売上高)= sales ÷ totalHours

grossProfit(粗利高)= sales − foodCost

productivity(人時生産性)= grossProfit ÷ totalHours

3. 出力定義

表示するのは、salesPerHour(円・整数に丸め)と、食材費が入力された場合の productivity の2つです。salesPerHour に応じて判定します。4,500〜6,000円を「適正(緑)」、3,000円以上4,500円未満を「人員過多または売上不足(黄)」、3,000円未満を「要改善(赤)」、8,000円超を「現場が薄い可能性(橙)」とします。

4. UIガイド

入力フォームは、上から「月の売上高」「月の総労働時間」「食材費(任意)」の順に並べます。総労働時間の欄には「社員・アルバイト全員分を合計」と補助説明を添えます。ボタンは「人時生産性を計算する」とし、結果は人時売上高を大きく見せ、その下に人時生産性と判定コメントを配置します。目安の5,000円を基準線として図に示すと分かりやすくなります。

5. エラーハンドリング

総労働時間が空欄または0の場合は計算せず、「総労働時間を入力してください」と表示します(ゼロ除算の防止)。食材費が空欄のときは人時生産性を表示せず、人時売上高のみ出します。食材費が売上を上回る場合は、粗利が負になるため「入力値をご確認ください」と注意を促します。


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参考・引用元

※目安値は業態・立地で変動します。経営判断の際は自店の実数でご確認ください。